特徴
- 二酸化炭素濃度、及び気温を測定、表示
- 簡単シンプルな設定、操作
- 警告アラーム(設定した二酸化炭素濃度を超えた場合アラームが鳴ります)
※2009年モデルより400~3000ppmの範囲で、100ppm単位でアラーム設定が可能。 - 24時間分のデータログ機能付き
- 単三型乾電池×4(付属)、またはACアダプター(付属)の2WAY
- オフィスやご家庭、倉庫等の室内環境改善のためなどにご利用ください。
表示レベル

- 本体ラベルでは5000ppmまでの記載がございますが、 実際計測可能範囲は3000ppmまでとなります。
- 二酸化炭素濃度が3000ppm以上を検知すると”Hi”と表示されます(上記最右図)。
- ディスプレイ下部は温度計、ベンチレート(ベンチレートはどの程度の空気が入れ替わっているかを表す換気率の目安値で、CO2濃度測定値、及び外気のCO2濃度設定などから算出されます。)、非表示より選択表示可能です。
使用方法
二酸化炭素とは?
二酸化炭素(CO2)は、大気に含まれているガスの一つです。
二酸化炭素自体は無害ですが、空気中の二酸化炭素濃度が高くなるにつれ、人体に害を及ぼします。
また、近年では、温室効果ガスである二酸化炭素排出による地球温暖化が大変問題となっています。
PPMとは?
空気中にどれくらいの割合の二酸化炭素が含まれているかを表す単位です。(0.0001% = 1ppm)
2000年のハワイのマウナロア島で観測された CO2年平均濃度は0.03694%で 369.4ppm
Err(エラー)表示について
Err3:
温度が0℃未満、または50℃を超えた場合に表示されます。
※本製品は0~50℃の範囲でご利用、保管ください。温度センサーが故障した場合にも表示されます。
Err5:
電磁干渉や不正な操作により、内部ROMに異常が生じた場合にこのエラーが表示されます。
このエラーが表示された場合は、一旦電池、ACアダプターを外し、3分以上放置した後に再度電源を入れてください。
※上記操作でエラー表示が消えない場合は修理が必要です。
Err6:
計測されたデータに異常が生じた場合に表示されます。このエラーが表示された場合は、一旦電池、ACアダプターを外し、3分以上放置した後に再度電源を入れてください。
※上記操作でエラー表示が消えない場合は修理が必要です。
※このエラーは主に電磁干渉を受けた場合に発生します。電子レンジの近くや高圧線の下などでは機器が正常に動作しない場合があります。 このような場所ではご利用、保管しないでください。
FAQ

Q:
アラームモードをOFFにする方法を教えて下さい。
A:
Modeボタンを押し、パネル内のアラームマーク(スピーカーのマーク)がゆっくりと点滅している状態で、Enterボタンを押すと、”ON”が表示されます。(アラーム設定がONの状態)その状態でUp/Downボタンを押し、”Off”が表示されている状態で再度Enterボタンを押すことで、アラーム設定は”Off”に切り替わります。
スペック

型番 | GC-02 |
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希望小売価格 | オープンプライス |
サイズ | W165 × H80 × D23 mm |
重量 | (約)180g ※電池、アダプター含まず |
測定方法 | 非分散型赤外線式吸収法(NDIR) |
測定範囲 | 二酸化炭素濃度計:0 ~ 3000 ppm 温度計:0 ~ 50℃ |
分解能 | 二酸化炭素濃度計: 1ppm (0 - 1000ppm) 5ppm (1000 - 2000ppm) 10ppm (2000 - 3000ppm) 温度計: 0.1℃ |
精度 | 二酸化炭素濃度計: ±50 ppm、又は表示値の±5% 5ppm(0 - 1000ppm) 10ppm(2000 ~ 3000ppm) 温度計: ±1℃ |
起動時間 | 気温22℃下で約60秒(ウォームアップ) |
温度依存性 | ±1% / ℃、又は ±2ppm / ℃ ※25℃を基準としていずれか大きい方 |
表示 | 液晶デジタル表示 |
動作環境 | 温度 0 ~ 50℃、湿度 0 ~ 80% |
保管環境 | 温度 0 ~ 50℃、湿度 0 ~ 70% |
電源 | ACアダプター、又は単三形アルカリ乾電池 × 4本 |
材質 | ABS樹脂 |
付属品 | ACアダプター、単三形アルカリ乾電池×4本、取扱説明書 |
個装サイズ | W260 × H185 × D60 mm |
個装重量 | 500g |
JANCODE | 4582143462625 |
- ※本製品にはキャリブレーション機能があります。 キャリブレーションとは、計測器の偏りを基準値をもとに正すことです。
- ※キャリブレーションの調整幅は測定されている数値に対して±120ppmの幅で微調整が可能です。
- ※測定されている数値に対して±120ppm以上の調整はできません。
- ※数値を調整中に息などが本体にかかっている場合は数値が上がり、キャリブレーションで設定中の数値より±120ppm以上差が出ると測定されている数値に対して±120ppmに自動修正され設定ができません。
キャリブレーションの際は、下記に注意してください。
- ①電池残量表示がローレベルの場合は、電池を交換するか、ACアダプターを接続してください。
- ②約10分ほど放置し、検出数値が安定した状況を作ってください。
- ③キャリブレーション中は本体に息をかけないよう注意してください。
[家庭用] 取引証明用以外
- ※本製品は家庭用で、取引証明等の用途にはご利用いただけません。
- ※本製品はその測定結果、及びその利用による結果を保証するものではございません。
- ※製品改良のため予告無く仕様、デザインを変更する場合があります。